BEGINNER GUIDE
はじめてのプロップファーム:資金・合格目標・損失ルールの読み方
参加費とデモ資金はどう違う?含み損・利益配分などを、円の具体例でやさしく説明します。
最初に、お金を3つに分けよう
プロップファームの説明で混乱しやすいのは、「払うお金」「画面に表示される資金」「受け取れる報酬」が一緒に出てくることです。
- 参加費: 試験やサービスを利用するために、自分で払うお金です。不合格になっても必ず返ってくるわけではありません。
- デモ資金: 練習用の口座で使える資金です。「100万円口座」なら100万円が画面に表示されますが、それを現金で受け取れるわけではありません。
- 報酬: 試験に合格した後の取引で、決められた条件を満たして申請するお金です。試験中の利益とは区別します。
「2ステップ」は、試験を2回受けるという意味
「2-Step」「2段階評価」は、1回目と2回目の試験があることです。
たとえば100万円の口座で、1回目の目標が8%、2回目が6%なら、目指す利益は8万円と6万円です。通常は各試験で口座が新しくなるので、1回目と2回目の利益を同じ口座で積み上げるわけではありません。
1回型は試験が1回ですが、そのぶん損失ルールなどが違うことがあります。回数だけで簡単・難しいとは判断できません。
「1日の損失」と「口座全体の損失」は別
説明のため、100万円で始める口座で「1日5%・全体10%」という条件を考えます。
最初の日の例なら、1日で失ってよい額の上限は5万円、口座全体では10万円です。今日は4万円、明日は4万円と1日ずつは上限内でも、損失が積み上がれば全体の上限に届きます。
ただし、日次の基準に何を使うか、何時に区切るかは会社やプランごとに違います。上の例は、毎日必ず5万円の余裕があるという意味ではありません。
「含み損」は、まだ決済していない取引の損失
100万円の口座で、保有中の取引が2万円のマイナスになっているとします。
画面の「残高」が100万円のままでも、いま取引を全部終えた場合の資金は、おおむね98万円です。損失の判定では、この未確定の損失も数えることがあります。手数料や保有コストも関係します。
このように、残高に保有中の損益などを反映した金額を「有効証拠金(Equity)」と呼びます。言葉を覚えるより、「まだ終えていない取引の損失も、なかったことにはできない」と理解すると読みやすくなります。
「ドローダウン」は、資金が減った幅
口座のお金が、どの基準からどれだけ減ったかを表す言葉です。ただし、元の資金から測るのか、いったん増えた最高額から測るのかで意味が変わります。
たとえば「失格になる線が90万円で固定」なら、利益を増やしてもその線は同じです。一方、利益が増えると失格になる線も上がる方式があります。これが「トレーリング」と呼ばれる仕組みです。
同じ損失10%と書かれていても、固定の線と、利益に合わせて上がる線では使える余裕が変わります。比較するときは割合だけでなく、線が動くかも確認します。
出典:固定型と追従型の公式説明
「利益配分80%」は、何の80%?
条件を満たして報酬の対象となる利益のうち、80%を受け取るという意味です。利益が10万円分なら、取り分の目安は8万円分です。
「100万円口座だから80万円もらえる」という意味ではありません。また、取り分の割合だけでなく、最初に申請できる日、最低額、受取上限、利益の偏りに関する条件も確認します。
「EA」は、自動で売買するプログラム
自動売買が可能と書いてあっても、自分で作ったものだけ、第三者と同じ売買には制限あり、という条件が付く場合があります。自分が使いたいツールを、その会社で使えるかを確認してください。
まずは、同じ種類の口座で比較する
最小価格だけを比べると、試験の回数や報酬上限がまったく違うものが混ざります。このサイトの代表口座の比較は、2回の試験を受ける小口プランで揃えています。
大きな口座の比較も、同じく2回試験のプランです。外貨の円換算は目安なので、実際の請求額は各社の支払画面で確かめてください。
情報確認日:2026年10月25日。具体例は仕組みの説明用です。実際の基準時刻・計算・適用条件は、選んだプランの公式ルールに従います。