FIRST LOOK / FTMO
FTMOを、はじめて知る方へ。
取引の試験に合格し、その後の成績に応じて報酬を目指すサービス。まずは89ユーロの1万ドル口座で、2回の試験・損失の上限・合格後の注意点を説明します。
このページで最初に見る口座
2-Step・10,000ドル
- 取引に使う練習用資金
- 約157万円10,000米ドル
- 参加費(割引前)
- 約15,600円89ユーロ
合格後の通常口座は、ニュース発表前後の売買や週末保有に制限。
円換算は2026年10月23日のECB参考レートによる目安です。実際の請求額は為替・手数料で変わります。練習用資金は、現金で受け取れる金額ではありません。
FTMOは「取引の試験に合格すると、報酬を目指せる」サービス
まず参加費を払い、練習用の口座で試験を受けます。決められた利益目標と損失ルールを守って合格すると、その先の口座での取引成績に応じて、報酬を申請できる仕組みです。
口座に表示される「1万ドル」は、現金でもらえるお金ではありません。試験中の利益も、そのまま受け取れるわけではありません。
最初に比較するのは「2回の試験・1万ドル」の口座
このサイトでは、他社と比べやすいように、まず 2-Step(試験が2回あるプラン)の1万ドル口座を取り上げます。参加費は89ユーロ。日本円での目安は上のカードで確認できます。
FTMOには試験が1回のプランや、試験を経ずに始める別の商品もあります。ただし、料金だけでなく失格になる条件も変わるため、同じものとして比べていません。
出典:公式のプラン比較
合格までの流れを、1万ドル口座で考える
- 1回目の試験:1,000ドルの利益を目指す。 最初の資金の10%です。ルールを守り、すべての取引を決済して目標を達成します。
- 2回目の試験:500ドルの利益を目指す。 新しく用意される口座で、最初の資金の5%を目指します。1回目の利益を引き継いで足す仕組みではありません。
- 2回とも合格したら、本人確認と契約へ。 その後の口座で条件を満たした取引成績が、報酬の対象になります。
それぞれの試験で、最低4日間は取引する必要があります。試験を終えるまでの最大日数に制限はありません。
いくら損すると失格になる?
1万ドル口座では、最初の日の損失上限は500ドル、口座全体の損失上限は1,000ドルが目安です。この2つは別々に守る必要があります。
注意したいのは、まだ決済していない取引の損失も数えることです。「まだ損切りしていないから大丈夫」とはなりません。また、1日の基準が切り替わる時刻や、その時点の残高によって、その日に使える余裕は変わります。
数字の読み方は、はじめての方向け・資金と損失ルールの読み方で、円の例を使って説明しています。
出典:損失の上限と計算方法
合格したら、報酬はいつ・いくら受け取れる?
2回試験のプランでは、基本の取り分は利益の80%です。たとえば報酬の対象となる利益が10万円分なら、取り分の目安は8万円分。一定の条件で90%に上がりますが、初めから全員が90%というわけではありません。
合格後の口座で初めて取引した日から、14日目以降に申請できます。購入日や、試験を始めた日から14日ではありません。申請時には、保有中の取引と予約注文をすべて終えるなどの条件があります。
このプランの参加費は、最初の報酬を受け取る際に返金される仕組みです。「不合格でも返金される」という意味ではありません。
申し込む前に、自分の取引方法と照らしたいこと
- 重要な経済ニュースの発表直前・直後を狙う人: 試験中は可能ですが、合格後の通常口座では、対象ニュースの前後2分間に売買が成立するとルールに触れる場合があります。自動の損切り・利確も対象です。
- 週末も取引を持ち続けたい人: 試験中と、合格後の通常口座では条件が違います。合格後も持ち越したい場合は、Swingという口座タイプも確認します。
- 自動売買を使いたい人: 利用できますが、どんなツールや売買方法でもよいわけではありません。他の利用者と同じ売買をする場合や、極端に多い注文には制限があります。
出典:ニュース発表時の取引/週末などの持ち越し/自動売買と取引方法
1回の試験や、先物のプランが気になる場合
試験が1回の1-Stepは、2回目を受けずに進めます。ただし、1日に許される損失が小さく、利益を増やすと失格ラインも上がるなど、2回型とはルールが異なります。「回数が少ないから簡単」とは限りません。
FTMOには先物のサービスもありますが、このページと比較表で扱うのは、FXなどを取引するCFD側のプランです。細かなプラン差や適用日の違いは、下の「詳しい条件・補足」に残しています。
まずは小さな口座で3社を比較するか、大きな口座の費用を見てみるへ。
情報確認日:2026年10月25日。ここでは公式条件を整理しています。実際の利用体験や、合格を保証する案内ではありません。
ほかのプラン・詳しい条件を読む
ここからは比較で選んだ口座以外のプランや、細かな計算方法も含む補足です。対象プランと、それぞれの確認日を確かめながらお読みください。
条件の一覧
- ほかのプランも含めた参加費
- CFD評価型の公式最低掲載価格: 1-Step 79ユーロ〜/2-Step 89ユーロ〜 一回払い・口座サイズで変動。 2-Stepは初回報酬時に参加費返金、1-Stepは返金対象外。
- 取引できるもの・サービス
- 本ページの比較対象はCFDの1-Step/2-Step評価。FX・指数・商品・株式・仮想通貨等のデモ取引。Futures(先物)とInstantは別の商品・ルールです。
- 1日の損失上限
- 2-Step:初期デモ資金の5%。 1-Step:同3%。 毎日00:00 CE(S)Tの残高から所定額を引いた下限を有効証拠金で判定。含み損益・手数料・スワップも関係します。
- 口座全体の損失上限など
- 2-Step:初期デモ資金から10%引いた固定下限。 1-Step:10%幅の日次終了時残高連動トレーリング。下限は上がっても下がりません。
- 報酬の受け取り条件
- 1-Step:90%。2-Step:通常80%、所定条件で90%。FTMO Accountの初回取引から14日目以降に申請。全ポジション・未約定注文の解消、契約条件等を満たす必要あり。
- 自動売買を使う条件
- 裁量・アルゴリズム・EAは規定の範囲で可能。第三者EAは戦略重複による最大資金配分、過剰注文・禁止行為等に注意。
- ニュース発表時の取引
- 評価中とSwingは選定指標の制限対象外。合格後Standardは対象指標前後2分間、対象銘柄の注文執行を制限。SL・TP等も対象。
- 週末などの持ち越し
- 合格後Standardでは週末・2時間超の市場休止をまたぐ保有に制限。評価中とSwingは例外。SwingはCFDの2-Stepで選択可能。
FTMOとは。CFDと先物を分けて考える
FTMOはデモ取引の評価・教育サービスを提供しています。現在はCFDと先物(FTMO Futures)の両方があり、同じ会社名でも商品・評価ルールは別です。
このページで詳しく整理するのは、FXなどを対象とするCFDの評価型プラン、1-Stepと2-Stepです。先物のルールや料金を混ぜて比較していません。CFDには評価型以外にInstantもありますが、以下の条件をそのまま適用することはできません。
1-Stepと2-Stepの基本条件
2-Step:2段階の評価
利益目標はChallengeで10%、Verificationで5%。両段階とも最低4取引日が必要です。評価期間に最大日数の制限はありません。
報酬率は通常80%で、Scaling PlanまたはPremium Programmeの条件を満たすと90%になります。「最大90%」をすべての口座の初期条件として扱わないことが大切です。
1-Step:1段階だが、条件は同じではない
利益目標は10%。Verificationを挟まず、報酬率は90%です。2-Stepと同じ最低4取引日ルールはありませんが、利益の一貫性条件を満たす必要があります。1段階だから無条件に早く・簡単に通過できるという意味ではありません。
出典:1-Stepの公式説明/公式比較表
料金と返金の違い
確認日の公式比較表では、1-Stepは79ユーロから、2-Stepは89ユーロからと掲載されています。口座サイズや注文条件で金額が変わるため、最低価格を別サイズの口座にも当てはめないでください。外貨建ての参加費と、画面上のデモ口座資金も別です。
購入料金は一回払い。2-Stepの参加費は、条件を満たして最初の報酬を受け取る際に返金される仕組みです。1-Stepの参加費は返金対象ではありません。評価に失敗したら返金される、という制度ではありません。
損失10%でも、下限が動くかが違う
日次損失
2-Stepは初期デモ資金の5%、1-Stepは3%が日次の最大損失額です。毎日00:00 CE(S)Tの口座残高から所定の損失額を引いて下限を計算し、有効証拠金が下回らないかを判定します。含み損益・スワップ・手数料も関係します。
全体損失
2-Stepは初期デモ資金の10%を差し引いた固定下限です。一方、1-Stepは日次終了時の最高残高に連動するトレーリング方式で、下限は上がっても下がりません。同じ「10%」でも、利益を積んだ後の余裕は同じではありません。
出典:公式Trading Objectives/損失ルールの解説
1-Stepの一貫性条件と注文日の違い
2026年10月12日以降の注文から開始する口座、または同日以降に統合した口座には、新しいConsistency条件が案内されています。最大利益日が合計利益の50%を超えないことが、評価通過・報酬資格の条件です。新条件の合計利益には、利益日だけでなく損失日も含まれます。
それ以前の注文に直接由来する口座には、利益日の合計を基準にする旧Best Day Ruleが残ると説明されています。条件未達は、それだけで直ちに失格という扱いではありませんが、利益を追加して基準を満たす必要があります。2-StepにはこのConsistency条件はありません。
出典:一貫性条件のFAQ/新旧条件の適用日と定義/10月の取引条件更新
EA・指標・週末保有
EAは可能だが、禁止手法と資金配分制限を確認
裁量・アルゴリズム・EAの利用は、現実の市場で再現でき、適切なリスク管理と禁止行為の規定に従うことが前提です。第三者EAを使う場合、他の利用者と戦略が重なり、最大資金配分の制限に関わる可能性があります。サーバーへの過剰な注文・変更にも制限があります。
評価中と、合格後のStandardは分ける
評価中のChallenge・Verificationでは、選定指標の取引制限は適用されません。合格後のStandardでは、対象指標の前後2分間、対象銘柄の注文執行が制限されます。新規・手動決済だけでなく、損切り・利確・指値等の執行も対象です。Swingはこの指標制限の例外です。
出典:指標取引の公式FAQ
合格後のStandardでは、週末や2時間を超える市場休止をまたぐ保有にも制限があります。評価中とSwingは例外です。Swingを選べるのはCFDの2-Stepで、1-Stepとは選択肢が異なります。
報酬を申請するまで
FTMO Accountでの初回取引から14日目以降に申請できます。すべてのポジションと未約定注文を閉じ、取引目標・契約条件を満たす必要があります。申請資格を得るまでの期間と、審査・送金に要する日数は別です。
公式FAQでは、申請後の確認に通常1〜2営業日、その後、請求書の承認から通常1〜2営業日で報酬を送ると説明されています。受取方法や最低額もあるため、自身の申請画面で確認してください。
出典:報酬申請・支払方法
申し込み前の確認
- CFDの1-Step・2-Stepと、Instant・Futuresを混同しない。
- 価格だけでなく、固定下限かトレーリングかを確認する。
- 注文日によって適用される一貫性条件が違わないか確認する。
- 指標取引や週末保有は、評価中と合格後を分けて確認する。
- 利用可能地域・本人確認・受取方法を公式で最終確認する。
情報確認日:2026年10月25日。FTMOの公式比較表・Trading Objectives・FAQをもとに編集しています。この補足の料金は原通貨で表記しています。ページ上部の円換算は、表示された基準日の参考値です。利用地域の条件は参加資格の公式FAQを確認してください。本ページは利用体験や独自検証の結果ではありません。